http://wzero3.iinaa.net/
HYBRID W-ZERO3 徹底レビュー8「おすすめアプリケーション(Happy Tapping Keyboard)」
HYBRID W-ZERO3 (WS0027SH)
HYBRID W-ZERO3には過去のW-ZERO3シリーズに搭載されていたスライド式のQWERTY配列フルキーボードがありません。
携帯電話などでテンキーの入力に慣れておられる方にはまったく問題がないかと思いますが、中には僕のようにQWERTY配列以外での入力はまったくだめという方もおられるのではないでしょうか。
かといって、外付けのキーボードをつねに持ち歩くわけにもいかないですよね^^;
そんな方のために今回はキーが大きく指の爪でもなんとか入力可能なソフトウェアーキーボード「Happy Tapping Keyboard」を紹介してみたいと思います。
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HYBRID W-ZERO3標準のソフトウェアーキーボード。
キーが非常に小さくてこれでは指の爪ではとても正確にはタップ出来ませんね^^;
こちらはHappy Tapping Keyboard
これだけ大きなキーなら、指の爪でもなんとかタップして文字入力が可能です。
横画面にすれば両手での親指入力もなんとか可能に。
スキンを使ってカスタマイズすることでさらに便利になります。
ではさっそく、Happy Tapping Keyboardのインストール方法を解説していきたいと思います。
Happy Tapping Keyboardのダウンロードと解凍
まずはHappy Tapping Keyboardをダウンロードしましょう。
Happy Tapping Keyboard for PPC2003SE
http://d.hatena.ne.jp/KOTETU/00000103(外部リンク)
こちらのサイトにアクセスし、「PPC2003SE用」をダウンロードしてください。
「PPC2003SE用」は複数ありますが、更新日時の新しい物を選んでおけばいいでしょう。
こんなファイルがダウンロード出来たでしょうか。
この「Happy Tapping Keyboard」はlzh形式で圧縮されているので解凍しなければいけません。
すでにlzhに対応した解凍用ソフトを使ってらっしゃる方はそちらを使って解凍してください。
lzhに対応した解凍用ソフトを使ったらっしゃらない方は、これから紹介する「Lhaz」というソフトをパソコンにインストールして使ってみてください。
解凍用ソフト「Lhaz」のインストール
まずは以下のサイトから解凍用ソフト「Lhaz」をダウンロードしパソコンにインストールします。
Lhaz v1.35 (圧縮解凍ツール)
http://www.chitora.jp/lhaz.html#down(外部リンク)
ちょっと見つけにくいですが、ここの「ダウンロード」にある「Lhaz
v1.35 (lhaz135.exe 1,123KB)」というのをクリックしてダウンロードし、パソコンにインストールしてください。
インストール自体はそれほど難しくはないと思うので解説は省略しますね^^;
インストールが完了したら「Lhaz」を起動します。
「Lhaz」を起動。
「Lhaz」が起動したらツールバーの「ツール」→「オプション」をクリック。
オプションが開いたら「関連付け」をクリックし、(この画像のように)関連付けの中の「.lzh」をクリックし「OK」をクリックします。
これで先ほどダウンロードしておいたHappy Tapping Keyboardが関連付けされてこのような形に変ったと思います。
このフォルダーを右クリックし、現れたメニューから「Lhazで解凍」をクリック。
「このフォルダーに解凍」をクリックすると解凍されたフォルダーが作製されるので、その解凍されたフォルダーをそのままmicroSDに入れてHYBRID
W-ZERO3に移します。
このように解凍されたフォルダーをそのままmicroSDに入れてHYBRID W-ZERO3に移します。
Happy Tapping Keyboardのインストール
Happy Tapping Keyboardのフォルダーの入ったmicroSDをHYBRID W-ZERO3に移したら、そのフォルダーをMy
Documentsに移します。
@Happy Tapping Keyboardのフォルダーの入った microSDをHYBRID W-ZERO3に入れたら、ファイル エクスプローラでmicroSDを開きます。 |
AHappy Tapping Keyboardのフォルダーを選択し 画面右下の「メニュー」→「編集」→「コピー」をタップ 。 |
|
B画面左上の「表示」をタップし、「マイ デバイス」を タップ。 「マイ デバイス」を開き、その中の「My Documents」 をダブルタップして開きます。 |
C「My Documents」が開いたら、下面右したの 「メニュー」→「編集」→「貼り付け」でMy Documents の中に「Happy Tapping Keyboard」のフォルダーを 貼り付け、移動します。 |
|
D「My Documents」に「Happy Tapping Keyboard フォルダー」を移動したらそのフォルダーをダブル タップして開いてみましょう。 Happy Tapping Keyboardのcab(上の写真で選択し ているファイル)があるはずですので、これをダブル タップしてHappy Tapping Keyboardをインストールし ます。 |
あとはHYBRID W-ZERO3の電源をいったん切って再起動(リセット)すればインストールは完了です。
Happy Tapping Keyboardの起動
Happy Tapping Keyboardをインストールしたら、さっそく起動してみましょう。
まずはメールなどを開いて新規メール作製画面などで文字入力用のIMEパッド(画面下の「あ△」と表示されるあれです^^)を表示します。
の部分をタップし、ソフトウェアーキーボードを表示しましょう
この時点ではまだ標準のソフトウェアーキーボードのはずです。
まずは「あ」の横の△をタップしましょう。
この部分は反応が非常に遅いですが、5秒ほど待つとメニューが現れます。
(メニューが現れないときは何度かタップをしてみてください。)
上手くこんなメニューが現れたらHappy Tapping Keyboardをダブルタップします。
これでソフトウェアーキーボードがHappy Tapping Keyboardに切り替わります。
この状態では英語入力しか出来ませんが、ローマ字入力での日本語を入力する場合は「IME」キーをタップすれば日本語も入力出来ます。
英語入力に戻したい場合はもう一度「IME」キーをタップ。
もしHappy Tapping Keyboardから標準のソフトウェアーキーボードに戻したい場合は、先のメニューで「ひらがな/カタカナ」をタップすれば戻ります。
横画面でならさらに大きくなって使いやすくなります^^
これなら、テンキー入力が苦手な方でも、長文は無理でも、短い文章やパスワードの入力時など充分に使えるのではないでしょうか。
ただし、HYBRID W-ZERO3の電源を切って再起動するともとのソフトウェアーキーボードに戻ってしまうのでそのときはまたHappy Tapping
Keyboardに切り替えてください^^;
まあ、ほとんどの人は省電力モードで使われているだろうから問題はないかと思いますが…
あと、「、」や「。」などの一部の文字が上手く入力出来ませんが、そこは「てん」や「まる」などと入力して変換するか、もしくはそこのみテンキーで入力するしかなさそうです^^;
Happy Tapping Keyboard用スキンを使う
さてさて、標準のソフトウェアーキーボードに比べて非常に使いやすいHappy Tapping Keyboardですが、縦画面では「Shift」キーがないなど少々不便なところもあります。
また、キーボードも白一色で少し味気ないですね。
そこで、何人かの方がHappy Tapping Keyboard用のスキンを開発して下さっているので、そちらを使ってHappy Tapping
Keyboardをカスタマイズしてみましょう。
kzou' s Diary
http://d.hatena.ne.jp/kzou/00001014#p2(外部リンク)
今回はkzouさんという方が公開されている「Happy Tapping Keyboard(RC1以降)のSkin公開(第1弾)」をダウンロードして使ってみました。
まずはパソコンで上記ブログにアクセスし「Happy Tapping Keyboard(RC1以降)のSkin公開(第1弾)」をダウンロードして下さい。
ZIP形式の圧縮フォルダーがダウンロードできたらそれを右クリック、「すべて解凍」で解凍します。
解凍したフォルダーの中にはこのようなキーボードのスキンが大量に収録されているはずです。
ただし、HYBRID W-ZERO3で使えるのは「htk_landscape_vga_blue.bmp」などのvga版だけなので「htk_landscape_qvga_blue.bmp」など、真ん中部分が「qvga」となっているものは使えません。
「htk_landscape_vga_blue.bmp」は横画面のスキン。
「htk_portrait_vga_blue.bmp」は縦画面のスキンです。
「htk_landscape_vga_blue.bmp」は横画面のスキン。
「htk_portrait_vga_blue.bmp」は縦画面のスキンです。
この二つのスキンをなど適当なフォルダーを作成(ここでは僕のほうの都合で「SKIN2」としました)してその中に入れ、microSDなどでHYBRID W-ZERO3に移します。
@スキンを入れたフォルダー「SKIN2」をmicroSDに 入れてHYBRID W-ZERO3に移したらファイルエクス プローラでmicroSDに移動、「SKIN2」フォルダーを 選択。 |
A「SKIN2」フォルダーを選択した状態で右下の 「メニュー」→「編集」→「切り取り」をタップ。 |
|
B画面左上の「表示」をタップし「マイ デバイス」を タップ。 My DocumentをダブルタップしてMy Documentに 移動します。 |
CMy Documentに移動したら、右下の「メニュー」→ 「編集」→「貼り付け」をタップし、「SKIN2」を My Documentに貼り付け、移動します。 |
|
Dマイデバイスにスキンを入れたフォルダー(SKIN2) をコピー完了。 |
スキンの入ったフォルダーをMy Documentsに移動させたら、いよいよ「Happy Tapping Keyboard」にスキンを設定してみます。
スキンを設定する | ||
@まずはメールなどを新規で開きの△を タップしメニューを表示します。 メニューが表示されたら一番上の「オプション」を タップ。 |
Aこのような画面になるので「オプション」をタップ。 |
|
Bまずは「Portrait Bitmap(縦)」の横の「参照」を タップします。 |
Cこのような画面が開いたらフォルダーの横の △をタップし、メニューからスキンの入っているフォル ダー「SKIN2」を探しタップ。 |
|
D「SKIN2」の中のスキンが表示されるので、 「htk_portrait_vga_blue.bmp」をダブルタップして選択 。 |
E「Portrait Bitmap(縦)」欄に「htk_portrait_vga_blue. bmp」が選択されました。 おなじ要領で次は「Landscape Bitmap(横)」の参照 をタップ。 |
|
F「SKIN2」フォルダーを選択し、その中の 「htk_landscape_vga_blue.bmp」をダブルタップして選 択。 |
Gこのように「Landscape Bitmap(横)」に 「htk_landscape_vga_blue.bmp」が選択されたら最後に 画面左下の「OK」をタップして設定しましょう。 |
|
これでスキンが設定され、縦画面でも「Shift」キーが使えるようになります。
こちらは横画面。
日本語を入力するときはこんな感じで「IME」キーをタップした状態で行います。
もう一度「IME」キーをタップして選択を解除すれば英語入力になります。
スキンの解除方法 |
||
@ちなみにもとの真っ白なキーボードに戻したい 場合はこの画面でタップ&ドラッグなどでスキンを 選択し… |
AテンキーなどのBackspeaceキーで削除すれば スキンが解除されます。 |
|
Bこのように空欄に戻すことでスキンを解除出来ま す。 |
「Happy Tapping Keyboard」のスキンに関しては多くの開発者の方が様々なスキンを配布してくださっているので、みなさんもいろいろと試してみて下さいね^^
「Happy Tapping Keyboard スキン」などでネット検索すればすぐに見つかりますので。
こんなふうにHYBRID W-ZERO3はカスタマイズすることでどんどん使いやすくなるので、みなさんも自分なりの環境を構築して楽しんでみて下さい。
ではでは、今回もこの辺で。
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